この記事を読むとわかること
Figma Sites CMSの登場の瞬間
Figma Sites CMSでこれから検証したいこと
本日11/20、我々は新たな可能性と出会った———
朝、いつものように Figma Sites を開くと、そこには 「CMS登場」 の文字。思わず二度見し、胸がざわつく。というのも、私たちは「デザインからサイト構築まで FigmaだけでWeb制作」(日経BP)の執筆活動中、「もしかしたら、この執筆期間中にCMSが出てしまうのでは……」そんな予感が頭の片隅にずっとあった。
そして今日、ついにその “あのCMS” が姿を現した。Figma内でデザインし、そのままサイトとして公開できるだけでなく、コンテンツを管理し、更新し、運用する仕組みが Figma に統合された。これは単なるアップデートではなく、“FigmaがWeb制作の領域に本格参入した” と言える大きな変化ではないだろうか…。
Figma SitesのCMS登場
デザインツールとして圧倒的な存在感を持つ Figma が、Webサイト制作領域でも大きな一歩を踏み出しました。
Figma Sites に CMS機能 が追加され、デザインから構築・公開、運用までの流れがよりスムーズになっています。今回のアップデートにより、ブログ・製品カタログなど、コンテンツの更新が多いサイトも Figma 内で完結できる可能性が高まりました。
実際に使ってみる…?
とはいえ、まだCMS機能をじっくり触り倒したわけではありません。実案件に耐えうるのか、どの程度まで柔軟にコンテンツ管理ができるのか、SEOまわりはどうなのか、運用面での制約はあるのか…現段階では確かなことは言えません。
ただひとつ言えるのは、Figma自身が「Web制作の運用領域」に踏み込んだという事実は、極めて大きい。
これまで Figma Sites は、「デザイン → コーディング不要のサイト公開」という“制作工程の短縮” という役割にとどまっていました。
そこに CMS(更新・管理・運用)の概念 が加わることで、Figmaは単なるデザインツールでも、ノーコードツールでもなく、制作と運用が同居するプラットフォーム へと進化していく可能性があります。
これから検証したいポイント

今回のアップデートを受け、今後以下の点を実際に検証していく予定です。
- CMSの柔軟性(投稿管理・カテゴリー・リレーションなどの構造)
- 既存CMSとの比較(Wix, Webflow, WordPress など)
- SEO・アクセシビリティ・パフォーマンス面の仕様
- 更新のしやすさ/UIとしてどこまで直感的なのか?
触ってみて初めてわかる部分が非常に多いため、正直「ワクワクと同時に慎重さも必要」というのが本音です。
それでも、FigmaがCMSを出した意味は大きい
今回のリリースは “可能性の扉が開いた瞬間” だと思っています。 デザイナー、制作者、企業のWeb担当者、Web制作に関わる全員のワークフローが、これから確実に変わる。
明日がいよいよ本の発売というのに「Figma SitesのCMS」という章を追記したくなっているかもしれません(笑)
引き続き検証しながら、どこまで現実的に使えるのか、どんな場面で力を発揮するのか、使い方のベストプラクティスを探していきたいと思います。
新たな情報が入り次第、またレポートします。
最後に
IMAKEではノンデザイナー、デザイナー問わず、Figmaに関する相談を受け付けています。
「FIgmaSitesの使い方教えて」
「社内にデザイン思考を根付かせたい(FIgmaつかって)」
「いいから一緒に制作しよう」
どんな質問でも受け付けている次第。
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